保険市場で資料請求する前に基本的な生命保険の特徴を確認しておこう

保険市場は様々な種類の保険資料が請求できる非常に便利なサイトです。しかし、資料の数が余りに多いので、迷ってしまう人も多いでしょう。ある程度の予備知識が無いとどの資料を請求して良いか分からないはずです。

そこでこのページでは、基本的な生命保険を紹介したいと思います。このページでどんな種類の保険があるかを確認したうえで、保険市場をチェックするのが効率的だと思います。

生命保険と一口に言っても、様々な種類があります。まずは大きく、次の4つのタイプの保険があると考えるとわかりやすいでしょう。

  • 医療費を準備するための保険
  • 誰かが亡くなったら保険金が支払われる保険
  • 貯蓄向けの保険
  • 個人年金保険

ただ実際には、きっちり分類できるわけではありません。複数のタイプにまたがる保険も多いからです。

ただ、とりあえず大きな分類として、この4つのどれに入るのかを意識して保険を選ぶと良いと思います。

それでは、それぞれのタイプごとに、代表的な保険を紹介していきましょう。

医療費を準備するための保険

■ 医療保険

医療費を準備するための保険としてまず思いつくのが、医療保険でしょう。

医療保険と言うのはどんな保険かを一言で言うと、「入院したら保険金が支払われる保険」です。入院1日に付き○○円と言うような形で保険金が支払われます。

細かいことを言うと、これ以外にも機能がないわけではありません。ただ、一番重要な機能は入院への保障です。

ですから、「医療保険=入院保険」と理解してしまうとわかりやすいのではないかと思います。

■ がん保険

がん保険はがんと診断された場合に保険金がもらえる保険です。

病気の種類をがんに限定しているので、医療保険よりも保険料が安い傾向があるようです。また、がん保険は医療保険と異なり、保険金を貰うのに入院の必要がありません。

実際のがん保険には様々なタイプがあります。どんな保障がついているかは、個々の保険をチェックする必要があります。

誰かが亡くなったら保険金が支払われる保険

■ 定期保険

定期保険は、契約で定めた被保険者が亡くなると保険金が支払われる保険です。

「定期」という名前から分かるように、契約期間の定めがある保険です。保険の契約期間内に被保険者が亡くなると保険金は支払われますが、その後は全く保障されないわけです。

ちなみに定期保険は、いわゆる掛け捨ての保険です。契約期間内に被保険者が亡くならない場合、何も戻ってきません。その代わり、死亡保険金に対する保険料は低く設定されています。

■ 終身保険

終身保険は、契約で定めた被保険者が亡くなると保険金が支払われる保険です。「終身」という名前から分かるように、契約を解除しない限り、一生涯保障されます。

終身保険の大きな特徴は、貯蓄目的でも利用できると言う点でしょう。終身保険を途中で解約した場合、解約返戻金というお金が戻ってきます。

一般に、契約締結から十分に時間が経っている場合、それまでに支払った保険金以上の解約返戻金が戻ってきます。この解約返戻金を目当てに終身保険に入る人もいるわけです。

貯蓄向けの保険

■ 養老保険

養老保険は、積立目的の保険です。満期が決まっていて、満期になるまで毎月保険料を積立てていくというイメージの商品です。銀行の定期積金に近い感じだと思っておけば、理解しやすいでしょう。

もちろん養老保険は生命保険の一種ですので、保険の機能もついています。具体的にどんな機能かというと、満期になる前に被保険者が亡くなると、積立予定額と同額の死亡保険金が支払われます。つまり、被保険者が亡くなった場合でも、同額のお金が準備できるわけです。

ちなみに養老保険は、相続の準備にも使いやすい保険です。

■ 学資保険

学資保険は子供が大学進学するための費用を貯める保険です。子供が小さいうちに入り、大学進学のタイミングあたりまで積立していきます。

基本的な仕組みは養老保険と同じで、被保険者が死亡すると死亡保険金が支払われます。

学資保険の場合、「父親」を被保険者にした契約をするのが一般的です。こうすることで、仮に父親が若くして亡くなっても、子供の大学の進学費用が困らないようにするわけですね。

個人年金保険

■ 定額個人年金保険

定額個人年金保険は、その名前から分かるように、老後の資金を準備するための保険です。

「定額」というのは、金利固定と言う意味です。市場金利の変動に関わらず、ずっと契約した時の金利が適用されるというイメージですね。

金利固定ということは、市場金利が低い時期には契約しない方が良い商品だとも言えます。金利が低い時期に契約すると、低い金利がずっと続くからです。

■ 変額個人年金保険

変額個人年金保険は、簡単に言うと、投資信託の積み立てのような商品です。運用次第でもらえる年金が違うと言う特徴があります。

一般に元本保証ではないので、運用に失敗すると元本割れを起こすこともあります。

変額個人年金保険は、一時期シェアを伸ばす時期もありました。しかし最近は、低迷しているようですね。「固定型」の方が圧倒的に強いようです。今の時期は変額タイプの方が良いと思うんですけどね。

スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。