生命保険がどれだけ割高かは競馬と比較してみると分かりやすい

このサイトの他のページでも書いていますが、生命保険は割高な商品です。割高というのは、手数料が高いということです。

ですから、絶対必要なものは別として、それ以外の保険には入るべきではないと考えています。保険料を払うなら、銀行預金でもした方が余程マシな場合も多いのです。

とは言え、保険が割高な感じというのは、なかなか理解してもらいづらいものです。そこで、保険と仕組みが似た、他のサービスと比較してみることにしましょう。

生命保険と仕組みが似たサービスとは、具体的には、競馬です。競馬と掛け捨ての生命保険は、ほとんど仕組みが同じなのです。

競馬と掛け捨ての生命保険の仕組みは、ほとんど同じ

保険と生命保険を比較するなんていうと、不謹慎だと感じる人もいるかもしれません。生命保険というのはとても尊いものだとすら思っている人もいるようですからね。

でも、お金の流れを見ると、その仕組みはほとんど同じです。基本コンセプトとしては、全く同じといっても言いすぎではないほどです。

それでは、競馬と掛け捨ての生命保険具体的にどう似ているのでしょうか。それぞれのお金の流れを見ると、この2つがよく似ていることが分かります。

競馬と生命保険のお金の流れを比べてみよう

まず競馬のお金の流れを見てみましょう。

私たちが馬券を買ったお金は当然ですがJRA の売り上げになります。JRA はその売り上げの中から、一定の割合で自分たちの取り分を取ります。このJRA の取り分が運営の費用に回ったり、利益になったりするのです。

そして、JRA の取り分を引いた残りのお金は、馬券を買った人のもとに返されます。つまり、予想があたった人に、お金が支払われるのです。

大体こんな流れになっています。

一方、掛け捨ての生命保険の場合はどうでしょうか。

生命保険の場合、契約者が保険料を保険会社に払います。保険会社は入ってきた保険料から、一定の割合で自分たちの取り分を取ります。このお金は保険会社を営む上での費用として使われたり、保険会社の利益になります。

保険会社が取り分を取った残りのお金は、保険事故にあった人に支払われます。定期保険だったら、亡くなった人の家族に死亡保険金が支払われます。医療保険だったら、入院1日につき1万円のような形で、保険金が支払われるのです。

こうして比べると、お金の流れはほとんど同じであることがわかって頂けると思います。

保険会社の取り分とJRA の取り分を比較してみると

さて、掛け捨ての生命保険が割高かどうかを比較するために、保険会社の取り分とJRA の取り分を比較してみましょう。

JRA の取り分は、馬券の購入代金の25%と決まっているそうです。つまり、残りの75%を当選者で分け合うことになります。ギャンブルだと思うと、意外と良心的な感じがします。

次に、生命保険の場合はどうなっているでしょうか。私たちが支払った保険料は、純保険料と付加保険料に分かれます。純保険料というのは、私たちの保険金の支払いの原資になるお金です。一方の付加保険料は、簡単に言うと、保険会社の取り分になるお金です。

付加保険料は、基本的には非公開の情報です。ほとんどの生命保険会社が隠しています。手数料が高すぎるのが公になるのが嫌なのでしょう。

ただ、ライフネット生命だけは付加保険料の情報を一般向けに公開しています。ここではその情報を見て比較してみましょう。

ライフネット生命の付加保険料は契約する保険の種類や被保険者の年齢、死亡保険金額などによって異なります。例えば、定期保険の場合、18%から51%までとかなり幅広くなっています。51%というのは流石に極端なケースで、ほとんどが2割台から3割台におさまっています。

終身医療保険の場合はもっと幅が狭いようです。付加保険料は19%から26%の間におさまっています。

こうしてみると分かるように、定期保険の付加保険料の割合は、競馬におけるJRA の取り分よりも多いケースも少なくありません。また、終身医療保険の場合は、JRA よりも若干低い程度の割合であることが分かります。

以上のように見ると、掛け捨て型の生命保険というのは、競馬と同じ程度の払い戻ししかないことになります。要するに、ギャンブルと同じなわけです。

お金を増やすために競馬をするなどといったら、周りから馬鹿にされるのが落ちですよね。なぜかというと、競馬では儲からない確率の方が大きいのは誰もが人が知っていますから。

でも、掛け捨ての生命保険も、大した差は無いのです。つまり、不利な契約を結ぶことになるわけです。

契約自体が契約者に不利にできているのです。避けられるなら避けた方が良いと思うのは当然ですよね。これが生命保険を積極的に勧めない最大の理由です。

保険はできるだけ少なくが基本

世の中には、生活費を削ってまで保険にお金をかける人もいるようです。はっきり言いますが、こんな愚かなことはすべきではありません。確率的には、生活費を削って馬券を買うのと同じ事をしてるに過ぎないからですから。

もちろん、損であることが分かった上で、一部の生命保険に入らないといけないのは事実です。夫の死亡に備えるための定期保険は、多くの場合正しい選択だと思います。

大事なのは、何となく不安だからというだけで、必要の無い保険にまで手を出さないことです。

競馬よりも不利なケースが圧倒的に多いのかも

ちなみに上の例では、生命保険と競馬の払い戻しの割合は、大体同じくらいでした。しかし実際は、生命保険が不利なケースの方が多いかもしれません。

ライフネット生命は、保険料が安い事で知られている生命保険会社です。なぜ保険料が安いかというと、付加保険料が他よりも安くなっているからです。要するに、手数料が少ないわけですね。

ということは、他の多くの保険会社を選んだ場合、競馬よりも悪い条件で契約している可能性があるわけです。競馬よりも悪い条件だと思うと、契約する気なんてなくなりますよね。それが正常な感覚でしょう。

といことで、掛け捨ての保険は必要なものだけにしましょう。これが一番現実的なアドバイスだと思います。

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