共済の用語を生命保険用語と比較をてみよう

共済は生命保険や損害保険とよく似ています。少なくとも、契約者から見ればそっくりです。でも保険ではないので、使われている用語が全然違うんです。

生命保険の用語だけでも混乱するのに、共済でも専門用語を使われたらパニックですよね。実際、私自身も「これ何だったっけ?」となります。

そこで、基本的な共済用語だけでも整理しておくことにしましょう。可能な限り生命保険と比較をして表示するようにしたいと思います。

独特な用語を使います

共済は生命保険と似ている商品です。しかし、用語は独自のものを使います。ですから、共済について知るためには、基本的な用語を理解しておく必要がありそうです。

そこで、覚えておきたい共済用語をいくつかご紹介したいと思います。保険との比較がしやすいように、保険用語と関連付けてご紹介します。

共済

グループ内での保険のようなものだと理解すると良いでしょう。利用するためには組合員になる必要がある。例えば、全労済のこくみん共済を利用するには、全労済の組合員になる必要があります。

共済事故

生命保険でいうところの、保険事故の事だと考えると分かりやすいでしょう。共済事故として定められたことが起こると、共済金や給付金が支払われます。

共済掛金(掛け金)

生命保険で言う保険料の事を言います。共済は保険ではないという建前なので、掛け金と呼ぶのでしょう。もっとも生命保険でも、保険料と言うよりも掛け金と言った方が分かりやすいかもしれません。保険に馴染みが無い人は、保険金と保険料の違いで混乱することも多いですからね。

共済金

生命保険の保険金の事です。要するに、何かあったときにもらえるお金の事ですね。例えば、こくみん共済だったら、入院した時に共済金がもらえます。

被共済者

保険における被保険者の事ですね。契約の保障対象となる人と理解するのが、一番わかりやすいでしょうか。被共済者に共済事故が起こると、共済金が支払われます。

出資金

共済はグループ内での保険なので、グループに入る時にお金が必要なこともあります。それが出資金です。金額的には高額ではなく、組合を抜けるときに返って来るようです。

生命共済

人の生死が共済事故となる共済の事です。おそらくこれでは、何を書いてるか分からないでしょう。

凄く簡単に言うと、生命保険に対応する共済が生命共済です。誰かが亡くなったら共済金が貰えるような共済は、生命共済の一種です。

割戻金

生命保険で言う配当金の事です。剰余金(要するに余ったお金)から契約者に配分されるお金の事を言います。配当金とは名前が違い過ぎて、正確な定義を知らないと、想像もつきませんね。

ちなみに、最近は、生命保険では配当金はほとんど期待できませんが、共済の割戻金はそれなりにあるようです。これは共済の大きなメリットの一つと言えるでしょう。

協同組合

非営利の相互扶助組織。共済の運営をする組織のいくつかは、協同組合に分類されるようです。有名な所では、全労済などが該当します。

こくみん共済

CMでおなじみのこくみん共済は、全労済の共済商品の一つです。基本的には、医療保障を中心として、様々なタイプがあります。年齢性別によらず、掛け金が一定なのが特徴的な点でしょうか。

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