生命保険は割高な商品です

あまり知られていませんが、生命保険は割高な商品です。
割高というのは、手数料が高いという意味です。

手数料が高いというのは、当然ですが、契約者にとって不利なことです。
不利な契約は可能な限りしないほうがいいですよね。

これが、保険の必要性について慎重に考えた方が良い理由の一つです。
必要な保険なら兎も角、不要な保険にまで手を出してはいけないわけですね。

保険の金の流れ

手数料の高さについて考える前に、掛捨て保険のお金の流れについて考えて見ましょう。
掛捨て保険のお金の流れについては、次のように理解している人が多いでしょう。

1. 多くの人からお金を集める
2. 事故があった人にお金を配る

大体こういう考え方で正しいのですが、民間の保険の場合だともう一つステップが加わります。
それは、保険会社が手数料を抜くというステップです。

つまり、掛捨ての保険は次のようなお金の流れになっているのです。

1. 多くの人からお金を集める
2. 保険会社が手数料を抜く
3. 事故があった人にお金を配る

そして、基本的には次のような関係が成り立ちます。

人々から集めたお金 = 保険会社に払う手数料 + 事故にあった人に払うお金

まずこの関係をおさえておいて下さい。

手数料が高かったら契約なんてしたくない

さて、私たちにとっての有利不利を判断するのは、保険会社の手数料で決まります。

まず、手数料がゼロだったら、人々から集めたお金 = 事故にあった人に払うお金となりますよね。
ということは、契約者全体で見たら損も得もありません。
契約者全体で見たら、払ったお金が戻ってくるだけです。

これは逆に言うと、少しでも手数料を取られたら、トータルで見て契約者にとって不利なのです。

もちろん、支払ったお金と戻ってくるお金を比べて、多少不利なのは仕方がありません。
万が一のときの経済的なピンチに備えられるのですから、多少の手数料を払う価値はあるでしょう。

しかし、手数料が高すぎるとしたらどうでしょうか?
例えば、保険料の5割が手数料だったら、ちょっと馬鹿馬鹿しいと思いませんか?

全て解約してしまわないまでも、可能な限り契約を縮小しようと考えますよね。

生命保険は契約者にこんなに不利

さて、実際の掛捨ての生命保険の手数料はどの程度なのでしょうか?
実は、驚くべき事に、実際に5割以上の手数料を取られるケースもあるようです。

例えば、ライフネット生命の資料によると、51%が付加保険料であるケースもあるのだとか。
安い場合でも、18%は付加保険料で取られるようですね。

ちなみに、付加保険料というのは、生命保険会社の取り分の事です。
つまり、手数料の事ですね。

http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2008/1304.html

ライフネット生命というのは、手数料が安いことで知られるネット専業の保険会社です。
その保険会社ですら、これだけの手数料を取らないとやっていけないわけです。

もっと高コストな他の保険会社だったら、更に高い手数料を取っているはずです。
生命保険というのは、これだけ高コストな商品だという事です。

不利な契約は必要最小限に

この手数料の高さから分かるように、生命保険というのは高コストで契約者に不利な商品です。1
はっきり言って、避けられるものなら避けた方が良い商品と言って良いでしょう。

もちろん必要な保険なら、多少手数料が高くても契約しないといけません。
しかし、可能な限り、小さい契約にしたいものです。

そのためにも、契約前には慎重に考えることをおすすめします。
既に契約している場合は、見直しも視野に入れるべきでしょう。


  1. ちなみに、生命保険は損害保険と比べても割高かもしれません。詳しくは「消費者には自動車保険は得で生命保険は損って事だ」をご覧ください。 []

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