アフラックの医療保険は「新EVER」より保障が手厚くなる| でも、その保障要る?

アフラックの医療保険である新EVER の大幅な見直しが行われるようです。2013年8月19日以降は、従来の商品である「新EVER」の販売は終了し、新しい保障の商品が販売されます。

前のページで見たように、この変更自体は消費者のメリットになるもののようです。なぜなら、保険料が安くなる上に、保障が以前より充実するからです。私たちにとっては、メリットしかありません。

ただ、個々の保障を見ていくと、「こんな保障がいるのか?」と疑問に思うものも少なくありません。このページではそんな話をしてみたいと思います。

入院期間が短くなる傾向に対応

今回の変更を端的にいうと、入院が短くなる傾向に対応した制度設計の見直しをした結果だと言えそうです。具体的には、入院前の通院に対して、通院1回につき○○円という形で保険金が支払われるようになっています。また、5日未満の入院でも、5日分の保険金が支払われます。

これだけ保障が手厚くなって、保険料は逆に下がるわけです。これはとても良いことですよね。以前の商品と比べると、確実に有利なのです。

短期の入院保険なんて必要なのか?

でも、よくよく考えてみると、ちょっと変なんですよね。こんな短期の入院で、医療保険なんているのでしょうか?

例えば、2日とか3日の短い入院なら、別に保険に頼る必要も無いですよね。その程度の額なら額なら、誰がどう考えたって、預貯金で対応できるはずです。

入院前の通院に対しての保険金も同じです。新しいEVER では通院1回につき3,000円出るのかな。この通院コストも、常識的には、預貯金で対応が可能です。

こんな短い入院や、入院前の通院に保険金が払われるくらいなら、その分保険料を安くして欲しいというのが率直な感想です。ですから、立ち止まって考えると、あまり魅力を感じない変更だと感じるわけです。

もちろん、以前より保険料が安くなったということ自体はうれしいことですけどね。よけいな保障を付けなければ、もっと下げられるだろうと。

短い期間の入院に対して保険を使うくらいなら、はっきり言って預貯金で対処する方がお得です。保険の方が有利になるのは、数ヶ月に及ぶような、かなり長期の入院をした場合に限られます。

貯蓄中心で考えた方が良いと思うんだけどなあ

入院の期間は事前には分からないので、保険と貯蓄のどっちが最終的に有利になるかは、やってみないとわからないところはあります。でも、医療保険はかなりの手数料を取られますから、確率的には預貯金で対処した方が有利ということは言えます。

また、日本には充実した健康保険制度があるので、ある程度の預貯金がある人の場合、医療費は預貯金でまかなえる確率が大きいです。ちょっと怖いのは入院期間が相当長い場合のみです。超長期というのは、何ヶ月にも及ぶ入院というイメージですね。

それ以外は100万円程度の預貯金があれば十分に対処が可能でしょう。アメリカだとこうも行かないんですけどね。

ですから、入院が短くなる傾向にあわせて短期の保障を充実させたというのは、実は、相当おかしな話だったりもするわけです。入院が短くなったのなら、保険の必要性はますます小さくなるということですから。

もちろん、生命保険会社はそんなことは言えませんから、こんな商品を開発するのでしょうけどね。「短期でも手厚い保障」というキーワードがあれば、セールスもしやすいでしょうから。

短期での入院に保険は必要が無いのですから、仮に医療保険に入るにしても、短い入院の保障に関しては考える必要がありません。長期の入院に対処できるかどうかだけを念頭に保険を選んだ方が良いでしょう。

もっとも、超長期の入院に対しても、医療保険が良いのかどうかという点は、議論が分かれるところですけどね。個人的には保険料を貯金に回して準備するという考え方の方が合理的だと思っています。

まあ、医療保険に全く入らないのは不安だという人もいらっしゃるようなので、医療保険に入ることを否定はしませんけどね。

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