2.3秒に1人が入院!| これって、不安を煽りたいだけだよね

某生命保険会社サイトの医療保険のページに、次のような記述がありました。

冒頭に「病気やケガのリスクは誰にでもあります」というような記述をした上で、

新入院患者
約2.3秒に1人

というようなことが書かれているのです。

率直に言って、この記述を目立つ所に書くのは不愉快ですよね。生命保険会社としては、2.3秒という短い時間を出してくることで、入院するリスクが大きいような印象を与えたがっているのが分かるからです。

ちょっとした脅しに思えます。

印象操作をしようとしているのでしょう

冷静になって考えると、2.3秒に1人が入院することと医療保険には、何の関係も無いことがわかります。何の説明も無くこの数字を出されても、それが多いのか少ないのかは、判断が出来ないからです。2.3秒は短いから、何となく入院する人が多そうという印象は与えられますけどね。

どうせなら、「40歳代の人が1年以内に入院する確率」のような書き方をすべきでしょう。こういう書き方だったら、入院のリスクがどの程度あるのかが、まだ理解は出来るんですけどね。

もう、サイトを訪れた人を脅して保険の契約を取ろうとしているとしか思えないんですよね。ですから、ちょっとした嫌悪感すら覚えます。

サイト全体でこんな感じです

ちなみに、この会社のサイトで気になったのは、この部分だけではありません。少しでも不安を大きくするような記述の仕方を、全体的にしているのです。

訪問した人を不安にさせたくて仕方がないのでしょう。

逆に、公的な制度の充実している部分に関しては、あまり積極的には触れていない印象です。触れるにしてもほんの少しだけという感じでしたね。
ある程度分かっている人が読めば、どういうコンセプトで作られているかははっきりとわかるサイトでした。

もちろん、生命保険会社が営利目的で行動すること自体は問題ないと思うのですけどね。安心のイメージを与えるために不安にさせるというのは、ちょっとどうかと思います。

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