生命保険会社が扱う商品にはどんなものがあるの?

生命保険会社が扱う商品にはどんなものがあるのでしょうか。簡単に整理しておきましょう。

先ず大きな分類として、生命保険会社の扱う個人向けの商品は次の4つに分けられます。

・ 死亡保険
・ 個人年金保険
・ 貯蓄型の商品(個人年金保険以外)
・ 医療保険

死亡保険

死亡保険というのは、誰かが亡くなると死亡保険金が支払われるというタイプの保険です。生命保険会社が扱う保険の代表と言っても良いでしょう。

主要な死亡保険として、まずは、定期保険と終身保険を覚えておくと良いでしょう。その他にも死亡保険はあるんですけどね。

●定期保険

定期保険というのは、期間が決まっている死亡保険です。保険期間内に被保険者が死亡した場合、死亡保険金が支払われます。

定期保険はいわゆる掛け捨ての保険で、保険期間が終了した後には1円も戻ってきません。そのかわり、死亡保険金額に対する保険料は安くなっています。

●終身保険

終身保険というのは、契約を続ける限り一生涯保障が続く保険です。また、途中で解約した場合は、解約返戻金というお金が戻ってきます。

定期保険よりは手厚い保険ですが、その分死亡保険金額に対する保険料は高くなります。

個人年金保険

個人年金保険は、老後の備えをするための貯蓄型の保険です。次の貯蓄型の商品に含めても良かったのですが、別に扱うことが多いようなのでここでも分けて書いておきます。

実際、個人年金保険の場合は目的が老後資金と決まっていますからね。貯蓄型の保険の中でもちょっと特殊です。

個人年金保険の基本的な仕組みとしては、被保険者が一定の年齢まで生きていた場合、年金の形で保険金が支払われるという保険です。ある時点で生存していると保険金が支払われるので、生存保険と呼ばれます。(厳密には生死混合保険と呼ぶ方が適切かもしれません。まあ細かい議論は避けておきましょう)

貯蓄型の商品(個人年金保険以外)

生命保険会社では、貯蓄型の商品も扱っています。貯蓄型の「商品」と書いたのには理由がああります。貯蓄型の保険の扱いもありますし、保険以外の金融商品の取扱もあるのです。

貯蓄型の保険としては、養老保険と学資保険が代表的でしょう。どちらも基本的には、毎月一定額を積み立てていく貯蓄型の保険です。

これらの保険は、積み立て期間中に被保険者が亡くなった場合には、それ以降の保険金の支払いは不要になります。そして、積み立てた場合と同額の保険金が支払われます。

また、一部の生命保険会社では、投資信託の取扱もあります。投資信託は保険ではありませんが、貯蓄目的の商品と言って良いでしょう。

医療保険

医療保険も生命保険会社が扱う商品の一つです。最近では主力商品の一つと言っても良いでしょう。

医療保険という名前はついていますが、実態としては入院保険と呼ぶべきでしょう。入院1日につき○円の保険金を払うと言うのが基本スタイルです。

ただ最近は、国の方針として、入院期間が短くなる傾向にあります。その意味では、入院に対する保障を中心とした医療保険は、時代に合わなくなりつつあるようです。

そこで、最近は従来の医療保険とは少し違ったタイプの保険を発売する会社も出てきているようです。

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