富国生命がバングラデシュへの進出を考えているのだそうです。貧困層向けの保険販売を目指しているようですね。
■ 富国生命、バングラデシュ進出へ 貧困層向け小口保険の事業化調査(SankeiBiz)
まだ下調べの段階みたいなのですぐに新出ということは無さそうですけどね。興味を持っているのは間違いないでしょう。
ところで最近は、日本の生保会社の海外進出が増えているようです。日本市場が頭打ちという判断なのでしょうね。若い人が減れば、生保の加入者が減るのは必然ですから。
今回の動きも、そんな流れの一部なのでしょう。
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バングラデシュで保険を売って儲かるのか
この記事を読んで本当に不思議に思ったのですが、バングラデシュで保険を売ってそんなに儲かるのでしょうか?経済規模としては小さい国ですよね。
しかも、貧困層向けの保険を販売するわけですよね。どう考えても儲かるとは思えないのですけど。
ちなみに、バングラディッシュの1人当たりGDP というのは、817.95ドルなのだそうです。1ドル100円として約8万円です。
日本の1人当たりGDP が46,735.72 ドルですから、日本のおおよそ57分の1ということですよね。ということは、大雑把に言って、日本人が1週間で作り出す付加価値を、バングラディッシュ人は1年がかりで作り出すというイメージですね。
こういう国で、しかも貧困層向けに保険を売るわけです。とても儲かる気はしないのですが。どうなのでしょうか。
単純に大手が手を出していない国ということなのでしょうか。あるいは、この国には成長性があると考えているのでしょうか。
余談ですが
完全に余談ですが、記事では国名を「バングラデシュ」と表記しているのですね。今回は他の部分も、この表記にあわせました。
でも、個人的には、バングラディッシュと発音するんですよね。率直に言ってちょっと違和感を感じます。
ちなみに、外務省のサイトでも「バングラデシュ」という表記を使っています。ということは、この表記が正式なのかなあ。
富国生命の経営戦略以上に、気になってきました。
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