一時払終身保険の解約返戻金が保険料を下回ることは無い?

一時払終身保険というのは、要するに、最初に保険料を払い込んでしまうタイプの終身保険です。

この商品の特徴は、運用目的で使用する人がいることです。なぜかというと、ある程度時間が経ってから解約することで、解約返戻金を得るのです。ある程度時間が経っていれば、解約返戻金のほうが保険料を上回るわけですね。そうすれば、結局、利益を得ることができるわけです。

さて、それでは、一時払終身保険の解約返戻金が保険料を下回ることは無いのでしょうか。いつ解約しても必ず支払った保険金よりも大きくなるのでしょうか。

損をすることもある

残念なことに、一時払終身保険の解約返戻金は、払った保険料を下回ることもあります。特に短い期間で解約した場合には、解約返戻金のほうが保険料よりも小さくなる確率が高いです。

逆に、解約するタイミングを遅らせれば遅らせるほど、受け取れる解約返戻金の額は大きくなります。当然ですが、元本われの確率は小さくなります。

どの時点で解約返戻金が保険料よりも大きくなるかは事前にわかっています。ですからどのタイミングで元本われを免れるかは、事前に確認しておくと良いでしょう。

どの程度の期間で元本割れしなくなるかはケース・バイ・ケース

ちなみに、解約返戻金が保険料をいつ上回るかは予定利率などによって異なります。そして、予定利率は時々見直されます。ですから、契約するタイミングによって、どのくらいの期間で元本割れすることなく解約できるかは異なります。

つまりタイミングによって有利不利があるわけですね。もちろん、予定利率が高いほうが有利です。

また、付加保険料と呼ばれる手数料に当たる部分は、保険会社によって違います。この付加保険料も解約返戻金が保険料を上回るタイミングに影響をします。つまり、保険会社選びでも有利不利があるということです。

一時払終身保険の契約をするなら、このあたりの事を事前によく比較してみることが重要です。

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