定期個人年金保険は、受け取り方でいくつか分類することができます。終身年金はそのうちの一つです。終身年金というのは、名前からわかるように、死ぬまで年金がもらえるタイプの年金のことです。
ちなみに、10年とか15年とか期間を決めて生死にかかわらず年金が支払われるタイプの年金を確定年金と言います。
さて、終身年金に話を戻しましょう。被保険者の年齢や保険料などの契約内容が同じなら、一般に女性の方が男性よりも毎年受け取る年金額は小さくなります。年金の準備をする際には、このことは覚えておいたほうが良いでしょう。
女性の方が年金額が安くなるのはなぜ?
さて、女性よりも男性の方が年金額が大きくなる理由は何でしょうか。これは、男性と女性を比べたときに、女性の方が長生きすることに起因しています。長生きをするということは、年金受給開始からの平均余命1 も、当然ですが女性の方が長くなります。
つまり、年金額を男女同じにしてしまうと、統計的に考えて、女性の方が男性よりも得をすることに成ってしまうのです。それでは不公平ですから、女性の年金額を減らしてバランスをとっているわけですね。
ということは、終身保険を使って老後資金を準備する場合、女性の方が少し大目の保障が必要だと言うことでしょう。年金保険の契約をする場合は、このことを考慮しておくべきでしょう。
- 平均余命と言うのは、ある年齢から何歳生きるのかという考え方のことです [↩]
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