地震対策としては生命保険はいま一つ信頼できないんだよね

生命保険業界が、南海トラフ地震が起きた場合の保険金の支払推計を出していました。
それによると、生命保険の保険金支払の総額は最大で4兆円を超えるのだとか。

ちなみに、この数字は東日本大震災の25倍にのぼる数字なのだそうです。
仮定の数字とは言え、すごい額ですね。

ちなみに、この規模の被害があっても、生命保険の保険金の支払には問題ないと記事には書かれていました。

「最大規模の被害でも、支払い余力は十分に確保されている」1

生命保険会社が地震のときに払う保険金というと、死亡保険金や入院保障などでしょうか。
この保険金が全て支払われると言っているわけです。

本当にそうであることを期待しましょう。
というのも、地震などの大規模な自然災害の場合、保険金が支払われない可能性もあるのです。

自然災害や戦争では保険金が支払われないかも

生命保険の保険契約には免責条項というのが付いています。
簡単に言うと、「こういう条件のときは保険金を支払わない可能性がありますよ」というのが契約の中で謳われているのです。

その条件の中に、大規模な自然災害なども含まれます。
自然災害の他に、戦争なども含まれるようですね。

でも、こんなケースで保険金が支払われないとしたら、契約者としてはショックですよね。

例えば、大地震で夫が亡くなったとしましょう。
自宅も地震により大きな損傷を受けたとします。

こんなケースでも、保険金がもらえないのです。
残された家族が生活を建て直すのがそうとう大変なのは、容易に想像できますよね。

保険金が支払われないケースも念頭に入れておこう

もっとも、保険会社の立場に立つと、こういう条項を入れざるを得ないのは納得できない話ではありません。
一度にたくさんの死者が出るような大規模災害は保険金支払いの対象外にしないと、日本中の保険会社が一度に倒産してしまう事だって考えられます。

そうなったら、他の保険契約者にとってはたまったものではありませんよね。
社会も混乱するでしょうし。

とは言え、保険契約者にとってはたまったものではありません。
生命保険に関しては支払われない可能性があることを知り、最悪のケースにも備えられる方法を考えた方が良いかもしれませんね。

ちなみに、東日本大震災のときにも保険金が支払われない可能性が取りざたされました。
結果的には、全ての保険会社で保険金の支払があったようですけどね。

  1. 保険金支払い最大4兆円強=南海トラフ地震で生保業界推計 []

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