これを読んでいるあなたは、生命保険会社に対してどんなイメージを持っているのでしょうか。
もしかしたら、安心を提供してくれるクリーンな会社と言うようなイメージを持っているかもしれません。少なくとも、テレビのCMを見ていると、そんな感じを抱きますよね。保険に入っていることで、みんなが幸せになるような演出のCMが多いですから。
でも、生保会社がやってきたことを振り返ってみると、彼らのことを完全に信じるのは難しい気もします。過去に彼らがやってきたことを考えると、全幅の信頼を置くのはちょっと難しく感じるのです。
もちろん、何の根拠も無くこんな事を書いているのではありません。過去に生命会社行ってきた事を考えると、うかつに信じるわけにはいかないと思えるのです。必要以上に悪く言う気もありませんが、注意して付き合ったほうが良い会社であることは確かです。
保険金不払い事件
やっぱり一番大きいのは、2005年に発覚した保険金不払い問題でしょう。技術的にミスをした部分もあるとは思うのですが、意図的に保険金を払っていないという事実があることも明らかになっています。
一番酷いのは、告知義務違反を理由に支払いを拒否したケースが相次いだことです。しかも、告知事項とは因果関係のないものに関しても、告知義務違反で保険金を支払わないケースがあったのだそうです。
金銭的な面での「安心」を謡っておきながら、肝心なときにお金を払わないのです。結局は自社の利益しか考えていないと非難されても仕方がない事件でしょう。
必要以上にリスクが大きいと思わせる宣伝
次に問題だと感じるのが、必要以上にリスクが大きいと思わせる広告宣伝をしていると言う点です。
例えば医療保険のCMでは、医療費の総額を示して「こんなに医療費がかかるんです!」なんて脅しを掛けるわけです。でも実際にはどうなっているかというと、健康保険がかなりの部分をカバーしてくれるので、CMで謡うほどの自己負担は無いのです。
保険会社が健康保険の仕組を知らないはずはありません。すべてを知った上で、実態以上に負担があるように見せかけるわけですね。酷いものです。このてんも、行政から何度と無くお叱りを受けています。
契約者に不利な契約の転換を迫る事がある
生命保険会社では、過去の条件がいい契約を解約させ、新しい契約をさせようと言う動きがありました。契約者にとって条件がいい契約というのは、保険会社にとっては不利な契約です。ですから、それを解約させる取り組みが行われていたわけです。
このときに性質が悪いのは、顧客のライフプランに合わせるための契約見直しと言うような言い方をしていた点です。自分たちにとって都合が良いことを、顧客のためと偽ったわけですね。
モラル的に問題があるということで、各方面から非難されています。
必要以上に複雑な仕組で契約者を混乱させる
必要以上に複雑な保険を売りたがると言うスタンスも、生保会社を信頼できない点の一つでしょう。基本の保障だけでなく、様々な特約を付けることで、複雑怪奇な保険を打っているのです。酷い場合には、保険を売っている側もあまりわからずに販売しているようなケースもあります。
極端なケースだと、契約者が十分に理解出来ないような保険を売り、結果的に契約者から請求額無く保険金を支払わないと言うようなケースもあります。最近はシンプルな保険を扱うところも増えていますが、細かい特約も含めて完全に理解した上で契約しているケースがどれだけあるかは疑問です。
まずは疑ってかかろう
率直に言って、過去の行動を見ていると、生命保険会社を信じすぎるのは危険だと思わざるを得ません。テレビCMなどを鵜呑みにしている人は、生保会社に対していいイメージを持っているかもしれません。ただ、実態はだいぶ異なるということですね。
はっきり言って、生保会社が言うことを鵜呑みにするのは危険です。別に敵視する必要も無いとは思いますが、疑ってかかることは大事ですよ。
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