前のページでご紹介したように、保険会社の経営状態が悪いときに、契約済みの保険の予定利率を引き下げることが出来ます。こうすることで、保険会社の負担が軽くなり、保険として生き延びることが出来るということですね。
その一方で、予定利率を引き下げる事は、契約者にとっては不利益です。保険会社がつぶれてしまうよりは多少はマシということですね。
契約者が逃げ出すんじゃないか?
契約済みの保険の予定利率の引き下げをするということは、保険会社の経営状態が悪いと宣言しているようなものですよね。そんな保険会社にいつまでもしがみつく理由なんて無いですよね。どう考えたって、さっさと逃げ出そうと思うはずです。
このあたりの対策はどうしているのでしょうか。何もしないと混乱をきたしますよね。
とりあえずの対策としては、予定利率の引き下げを保険会社が申請した時点から実際に効力を発揮するまでは解約が出来なくなります。これは混乱防止という意味合いがあるのでしょう。
契約者の立場から言うと、これは困った話ですよね。逃げたくても逃げられないのです。解約をするのなら、予定利率を下げるのを待ってからしか出来ません。
ただ保険の場合、中途解約をすると契約者にとって不利になります。予定利率の引き下げがあった場合は、解約するかどうか悩むところです。どこか別の保険に移るのか、今の保険にとどまるのか、まったく違う金融商品を使うのかなどを選ばないといけません。
スポンサードリンク
専門家の意見を聞いてみよう!
生命保険や医療保険についてプロの意見を聞いてみませんか?保険マンモスなら、生命保険の無料相談が出来ます。
保険のプロが複数の保険会社の商品の中からベストの商品を紹介してもらえます。初めての保険選びと言う人も、保険の見直しと言う人も、試してみてください。

スポンサードリンク