一番優れた生命保険の営業は親?

@DIME というところが、生命保険に関する意識調査を行っています。これが色々と興味深かったので、ご紹介しようと思います。1

ちなみに、記事の中で色々と分析していますが、個人的には全く意見が違うと言う部分が多かったです。ですから、今回参考にしているのは、データの部分だけです。

興味があれば、元の記事も読んでみてください。

あなたが生命保険を考えたきっかけは?

さて、まずこのページで取り上げるのは、「保険加入を考えたきっかけ」です。人はどんなきっかけで生命保険の契約を考えるのでしょうか。

考えてみると、生命保険って不思議な商品です。今まで保険とは無縁の生活をしてきた人が、突然入ろうと思うのですから。

何か特別なきっかけがないと、そんなことは思わないでしょう。しかも、保険料の負担は家計にとって小さくないですからね。

さて、具体的な調査結果ですが、以下のようになっていました。

◎保険加入を考えたきっかけ
1. 保険会社で働いている友達の紹介:8.0%
2. 保険会社で働いている親族の紹介:4.8%
3. 親の勧め:35.5%
4. 保険会社の営業職員の勧め:18.0%
5. 一人暮らしを始めたため:2.7%
6. 親が退職したため:0.3%
7. 社会人になったため:34.7%
8. 結婚したため:11.7%
9. 子どもが生まれたため:6.57%
10. その他:3.3%

ちなみに、結果のパーセントを合計してみると、125.57となります。ということは、複数回答で聞いているようです。2 とは言えあまり重複して答えた人はいなかったようですね。

生命保険に入ったきっかけは親

さて、1番、2番、4番は要するに営業ですよね。保険の営業があったので契約を考えたと言う人が30.4%程度はいるわけです。

ということは、逆に言うと、特に保険の営業があったわけではないのに保険を検討した人が7割もいるということです。これはずいぶんと高い割合です。

日本人って、意外と心配性なのでしょうか。

そして、一番多くの人にとってきっかけになったのが、「親の勧め」ということです。3分の1以上の人が、きっかけとしてこの項目を選んでいます。

この数字の何がすごいかと言うと、1番、2番、4番を合計した営業の数字よりも大きいということです。つまり「親の一言 > 保険の営業」という図式が成り立ているわけです。

逆に言うと、生保会社は自分で営業しなくても、ある程度は契約してくれる人がいるということでもあります。

こうやって考えると、かなり衝撃的な数字だと思いませんか。言い方は悪いですが、親が保険会社のために働いているともいえそうです。

親に対して営業した方がいいんじゃない?

この結果を見ると、生保会社は、本人よりも親に対して営業をかけた方がいいかもしれませんね。「息子さんや娘さんの保険は大丈夫ですか?」みたいな感じで。

この方が、保険が必要な20歳代、30歳代だけの人をターゲットにするよりも、間口が広くて営業し易そうです。保険が必要な年代だけに絞ると、かなりターゲットは限定されますからね。

また、テレビCMも親を対象に作るといいのかもしれません。子供の将来を心配する親みたいな映像を作れば、効果があるのではないでしょうか。

もちろん生保会社の人たちは、この程度のことは重々承知なのかもしれないですけどね。でも、販売戦略としては面白いのではないかと思いました。

調査についての違和感

個人的には、この調査に一つ大きな不満があります。どんな不満かと言うと、実は今回の調査の中では広く「保険」として聞いているのです。「生命保険」に限定しているわけではありません。

でも選択肢を見ると、明らかに生命保険を意識して設問や選択肢が作られています。ですから、調査内容と選択肢がチグハグな印象を受けました。

さて、具体的にどの部分から、生命保険を念頭においていることが分かるのでしょうか。一番端的に現れているのは、「保険加入を考えたきっかけ」の選択肢でしょう。

保険全般を念頭においていれば、この選択肢に「自動車を買ったとき」と言うようなものが無いのはおかしいです。

自動車を買ったら、誰でも自賠責保険には入ります。そして多くの人が、任意保険にも入っていますよね。

ですから、自動車を買っている人は、保険のことを意識していないはずが無いのです。つまり、最初に自分で契約した保険は自動車保険だったと言う人も多いはずなのです。

その選択肢をあえて入れなかったのは、生命保険を念頭においていたからでしょう。

ですから、質問を「保険」として「生命保険」としなかったのは、ちょっと問題だと思うのです。何でこんなずさんなことをしてしまったのでしょうか。かなり初歩的なミスに思えます。


  1. 6人に1人が親族や友人の勧誘による「義理保険」だった!
    @DIME 2015/10/2 []
  2. そういうのは大事な事なので、元の記事に書いておいてほしかったです。どこにも触れられていませんでした。 []

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