@DIME のアンケートを元に、生命保険について考え始めるのはいつがいいか検討しています。このページは第3回目です。
前の2回(「学校を卒業するタイミングだと早すぎる」「結婚するタイミングは?」)では、社会人になったときと、結婚したときなどについて考えてみました。個人的な見解としては、どちらもちょっと早い気がします。検討するのはいいですが、保険会社の口車に乗せられて思わず契約しないか不安でもあります。必要の無い保険は完全にお金の無駄ですからね。
それでは、まず、@DIME のアンケートから確認しておきましょう。保険について考え始めたのはいつかというアンケートに対して、次のような選択肢が用意されていました。
◎保険加入を考えたきっかけ
1. 保険会社で働いている友達の紹介:8.0%
2. 保険会社で働いている親族の紹介:4.8%
3. 親の勧め:35.5%
4. 保険会社の営業職員の勧め:18.0%
5. 一人暮らしを始めたため:2.7%
6. 親が退職したため:0.3%
7. 社会人になったため:34.7%
8. 結婚したため:11.7%
9. 子どもが生まれたため:6.57%
10. その他:3.3%
この中で、人生の転機にあたる選択肢は次の5つです。
- 一人暮らしを始めたため:2.7%
- 親が退職したため:0.3%
- 社会人になったため:34.7%
- 結婚したため:11.7%
- 子どもが生まれたため:6.57%
今回問題にするのは、この5つめの「子どもが生まれたため」という選択肢です。全体では3番目に多い答えでした。
ただ、実はこのタイミングこそ、最も生命保険と向き合わないといけない時です。
生命保険が必要なのは、誰かが亡くなったら残された家族が経済的に困るとき
前のページでも繰り返し書いていますが、生命保険が必要になるのは、誰かが亡くなった時に残された家族が経済的に困る場合です。そして、今回の選択肢の中だと、残された家族が一番困るのが、結婚していて子供がいる場合です。
夫婦と子供1人という家庭を考えてみましょう。万が一夫が亡くなったとしたら、妻と子供の生活はどうなるのでしょうか。
まず、実は生活自体はそれほど大きな問題は無いかもしれません。問題が無いと言うのは、何とか生活は出来るだろうというような意味だと理解してください。
子供がいる家庭で夫が亡くなった場合、通常は遺族年金と言うのを受け取ることができます。はっきり言って、この年金だけで生活していくのは不可能です。しかし妻が働けばば、何とか親子2人で生活は出来るはずなのです。
ただ、残念なことに、子供の教育まで考えるとちょっと難しくなります。子供が大学卒業までにかかる教育費は、1人1,000万円とも言われています。この額を捻出するのが難しくなるのです。
ですから、子供の教育の費用を確保するために、多少の生命保険には入っておいた方がいいわけです。ですから、「子どもが生まれたため」と言うのは、保険を考えるタイミングとしてはいいタイミングなのです。
ちなみに、将来に備えると言う意味では、子供が生まれるタイミングよりも、妊娠が発覚したタイミングの方が良いでしょう。ちょっとはやめの方が望ましいと思います。
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