@DIME によるアンケートを使って、保険の情報の入手先について色々考えています。1 一つ前のページでは、親や友人に保険の話を聞く?ことについて考えました。
とりあえず、@DIME のアンケート結果から。こちらのような結果が出ていました。
◎保険加入の際参考にするもの
1.プロの意見:61.8%
2.友達の意見:14.7%
3.親の意見:40.3%
4.本・雑誌:8.8%
5.テレビ:4.2%
6.インターネット:27.3%
7.その他:1.8%
Contents
マスメディアを使う人は意外と少ない
次の選択肢は「本・雑誌(8.8%)」「テレビ(4.2%)」でした。いわゆるマスメディアを使って情報を得ている人がいるわけです。2
この項目を選んだ人は、意外と少ないようですね。本や雑誌から情報を得ている人は、もう少しいるのかと思いましたけど。
保険を売る側に都合が良い情報が多い
これらの手段を使って情報を得るのは、賢い選択なのでしょうか。実は、マスメディアの利用に関しては、良い面と悪い面があります。もっと正確に書くと、良い情報と悪い情報が混在しているのです。
マスメディアを使って情報発信する人の多くは、保険を売る側の人間です。雑誌やテレビなどで保険について紹介している人の多くは、保険会社の人や保険代理店の人ですよね。
保険を売る側の人が情報発信するのですから、その情報は当然、バイアスがかかったものと考えるべきでしょう。彼らは、保険に入ることは正しいことだというスタンスで情報発信をしてきます。
もちろん、保険に直接関係が無い人の情報発信もあります。こういう情報は参考になるのですけどね。でも、その手の中立な情報は少ないのが現実です。
一見中立そうな人でも、保険会社の息がかかった人だったりしますし。
テレビや雑誌は保険会社に都合の良い情報を選びがち
中立な情報が少ないのは当然なんですよね。なぜなら、テレビ番組や雑誌には、保険会社が多額の広告費用を払っているからです。例えば、テレビ番組のCMが保険会社のものだとしたら、保険に批判的な人の意見は紹介しにくいでしょう。
まあ、雑誌もテレビも商売ですから、批判はしませんけどね。中立な情報を得られると期待すると、マスメディアを通しての営業にあうことになりかねません。
ちなみに、FPが中立を装って出てくることもありますが、そのFPも保険を売る側の人間ということもよくあります。保険のFPに関しては、代理店をやっていることも多いからです。あるいは、もともと保険会社に勤めていた人が、FPに転身している例も多いです。
書籍は良いものも悪いものもある
書籍、雑誌、テレビの中で、最も中立的だと思えるのが書籍です。書籍の中には中立的な立場で書かれたものも数多くあります。どちらかと言うと、保険に批判的な人の本も多数出版されています。
雑誌やテレビの最大の収入源はスポンサーです。ですからスポンサーのマイナスになる情報は紹介しにくいのが現実です。
しかし書籍の場合は、そういったスポンサーは存在しません。本自体が売れないと、まったく商売にならないのです。この違いは、相当大きいようです。
雑誌と書籍は文字情報だから似たようなものだと思う人も多いかもしれません。でも、作っている人の意識が全然違うのです。
もちろん書籍にも、生命保険に入るのは絶対に正しいことだと思って書いている人もいますけどね。ちゃんとそれに反対する本も出版されているというわけです。
ということで、本気で保険を選ぶ気があれば、書籍を選ぶのがお勧めです。保険に入るのを積極的に進めている本と、それほどたくさんの保険に入る必要が無いと言っている本の両方を買い、読み比べてみると良いでしょう。
もっとも、そこまでする人は、それほど多くないでしょうけど。
インターネットを使って情報を得るのはどうだろう?
最後は、インターネットを使って情報を得ることのメリット・デメリットについて考えてみましょう。この方法を選んでいる人は、少なくないようですね。
■ 次ページ:インターネットで生命保険の情報を入手するなら発信者をチェックしよう
- 最初のページ:生命保険の情報はどこから手に入れる?| プロの意見を聞く [↩]
- 厳密に言うと書籍をマスメディアに入れるかどうかは難しいところでしょうけどね。 [↩]
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