NTTドコモが生保の乗合代理店に参入| 既存の代理店は戦々恐々でしょう

NTTドコモが、生命保険の代理店業務を開始するようです。1 どういう販売形態を取るかと言うと、携帯電話を扱っているいわゆるドコモショップの中で、生命保険の販売をするようですね。

ドコモショップなら立地的には最高でしょう。そして、膨大な数の顧客リストも持っているはずです。そういった意味で亜h、シナジーが発揮できそうな話のようです。

既存の代理店は大変そうです

最初は数十店舗から始め、将来的には拡大していく方針だと言います。ドコモショップは全国に約2,400店舗あると言いますから、かなり大きな店舗網を持つ代理店が誕生することになります。扱う保険会社は5~6社程度ということです。

最近は商業施設などに、乗合代理店と呼ばれる、複数社の生命保険を取り扱う代理店が入るようになりました。店頭で生命保険の相談を受けて、契約につなげるというスタイルのお店ですね。

ドコモがやろうとしているのは、どうやらこの業態のようです。ということは、現在の乗合代理店は戦々恐々としているのではないでしょうか。ドコモが本格的にサービスを始めたら、顧客をそうとう奪われる可能性も否定できませんからね。

人材の育成が大変そうです

最初は数十店舗から始めるというのは、テスト・マーケティング的な意味もあるのでしょう。まずは一部の店舗でやってみて情報を集めたいと考えているはずです。

でも、それと同時に、いきなり多くの店舗で始めるには人的資源が足りないのでしょう。店頭で保険を販売するには、それなりの知識が求められますからね。せいぜい数十というのが限界なのだと思います。

最初は小さい規模で始めてノウハウを蓄えつつ、人材も育成していくというスタンスを取るように思われます。

日本生命と提携ですか

個人的にこのニュースで興味深かったのが「日本生命保険と業務提携する」という部分です。日本生命が乗合代理店の業務に興味を持っているのは、以前から報じられていました。その一つの形が、ドコモとの提携と言うことなのかもしれません。

でも、日本生命と提携するということは、日本生命の保険も売るということですよね。もしかすると、日本生命の生命保険を特に積極的に売るなんてことになるのかもしれません。

そうなると、ちょっと偏った紹介をされそうで怖い部分はありますね。まあ他の乗合代理店でも、自社に有利な商品を紹介すると言う意味で、偏りはあるんですけどね。

何にしても興味深い話なので、今後もチェックしていきたいものです。


  1. ドコモが店舗で生命保険販売開始へ、5─6社の商品取り扱い
    ロイター 2015年10月21日 []

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