NTTドコモの生保代理店参入| おおよその形が分かってきました

以前別のページでもご紹介しましたが、NTTドコモが保険の窓口販売を始めるそうです。それに関する記事を見つけた1 ので、興味深い点をご紹介したいと思います。

更に興味がある方は、元の記事を読んでください。以前書いた次のページも参考になると思います。

保険販売スタッフは日本生命が育成

まず、保険の販売スタッフは、日本生命が育成するそうです。

まあ、これに関しては以前予想した通りですね。保険の販売をするには、一応専門知識が必要ですし資格も必要です。売ろうと思ったら誰でもすぐに売れるようなものではありません。

となると、外部から専門スタッフをつれてくるか育成するしかありません。外部から引き抜くにしても限界がありますし、ドコモは多店舗での展開を狙っているのでしょう。となると、基本的には、育成していくしかありません。

ちなみに、販売窓口も、携帯電話のものとは完全に分けるようです。保険専用のカウンターを置くようですね。

生命保険を安くするために裏技を使うらしい

生命保険というのは、値引き販売が出来ない商品です。しかしNTTドコモは、電話利用金の値引きをすることで、実質的に保険料を安くするということを考えているようです。

つまり、結果的に、NTTドコモのショップで生命保険に入った方がお得になるということです。上手い事を考えたものです。

でも、この売り方って、法的に問題は無いのでしょうか。いわゆる抱き合わせ販売のような形になるわけですけど。

もちろん、法的に問題が無いかは十分に検討されるのでしょう。でも、他の保険業者からクレームがつきそうな売り方だとは思います。

将来的には携帯電話と一緒に決済される仕組を作るようです

当面は保険料と携帯電話の料金は、別々に請求される形になるようです。しかし将来的には、これらを一括手で決済できるような仕組にしたいようですね。

決済が一つにまとまっていれば、利用者にとってはとても便利です。これは保険会社と携帯会社が提携する大きなシナジーの一つといえそうです。

保険の窓口販売を懸念する声もあるようですが

ちなみに、記事には次のような記述もありました。ドコモが保険を売ることに、懸念を示している記述です。

しかし、保険販売は一見手軽そうにみえて、一筋縄ではいかない。金融商品販売法などにより多数の規制を受けている商品であるため、顧客とのトラブル防止のためにも販売には細心の注意が必要である。

保険を扱うことでトラブルが増えるという、マイナスの側面を指摘しているわけです。

でも、この指摘に関しては、あまり気にする必要は無いと思います。少なくとも個人的には、全く問題ないと思っています。

そもそも保険というのは、代理店販売を積極的に活用しているビジネスです。最近は繁華街にも保険の代理店が店を開いていますよね。また、銀行も代理店をやっていて、銀行窓口で保険に入ることも可能です。

そんな一般的に行われている代理店販売を、NTTドコモが出来ない理由は全く無いと思うのです。

もちろん、金銭がかかわることですから、トラブルはあると思いますよ。でも、その手のトラブルは、他の代理店も乗り越えてきていることです。

「何を心配しているのか?」というのが、率直な感想です。


  1. NTTドコモが生保の窓販開始、懸念される問題点
    ZUU online 2015年11月2日 []

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