東スポに興味深い記事が載っていました。「ヤクザと憲法」という映画の試写会に関するものなのですが、そこで語られた話によると、暴力団員の暮らしが結構悲惨なものなのだそうです。1
堺市では暴力団に対する条例があり、銀行口座も作れなければ生命保険にも入れないという現状があるようです。中々大変な暮らしをしているようです。
偽名を使って銀行口座を作れば、それを理由に逮捕されてしまうという悪循環です。子供が保育園に入れなかったりという事例もあるようですね。おそらく、家も借りづらかったりするのでしょう。
反社会勢力の人権が大事らしいです
この映画自体は、どちらかというと「人権派」っぽい人が撮った映画のようで、この現状に疑問を呈しています。憲法で保証する法の下の平等に反するということを言いたいようですね。
でも、こういう状況が生まれたということは、暴力団が存在しづらい状況が出来つつあるということですよね。ですから、行政の取り組みは成功しているとも言えます。それなのに、暴力団を追い詰める行為が問題だから条例をやめるべきって、なんだかおかしな話ですよね。
そもそも日本には職号選択の自由があるので、まともな生活がしたければヤクザなんかにならなければ済む話です。彼らに対して、あまり同情する気にはなれません。
何かの対応が必要だとすれば、子供の支援と暴力団を辞めて社会復帰しやすくするプログラムを作ることでしょうか。辞めた後の受け皿を作ることを考える方が、合理的ですよね。
まあ、「人権派」と呼ばれる人たちとは、どうにも考えが合わない事が多いです。
暴力団員は生命保険に入れるのか?
ところで、この条例は別にしても、暴力団員は普通の生命保険に入れても良いのでしょうか。
一般に病気などでリスクが高い人は、生命保険に入ることができませんよね。健康上の問題を抱えている人を入れてしまうと、他の契約者が不利になってしまうからです。当然ですが、不健康の人の方が、保険金を貰う確率が高いですからね。
これは病気をもっている人に限った話ではありません。レースドライバーも普通の保険には入ることができません。事故で亡くなる可能性が多きいからです。
あるいは、年齢が高い人の保険料が上がるのも、同じ理由です。年齢が高い人の方が無くなる確率が高いので、保険料も高いのです。
暴力団員というのがどの程度危険なのかは、率直に言ってよくわかりません。でも、普通の職業よりは危険な感じもしますよね。
その人を普通に生命保険に入れてしまっても問題ないのかという疑問はわいてきます。
もっとも、暴力団員の死亡率の統計なんて見たことは無いので、憶測で言っているだけですけど。調べても、そんな数字見つかりませんでしたし。
何にしても、個人的にはちょっと興味深い話です。
- 保険に入れず銀行口座も作れない…ヤクザは辛い稼業?
東スポWeb 2015年11月17日 [↩]
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