医療保険は生命保険と言えるのか?

医療保険は生命保険会社で販売されています。
ですから、医療保険は生命保険の一つだと理解している人も多いようです。

ただ実際のところはどうなのでしょう?
医療保険は生命保険に分類して良いのでしょうか?

まず生命保険について、辞書の定義を確認してみましょう。
大辞泉には次のように定義されています。

人の死亡または一定の年齢までの生存を条件として、一定の金額を支払うことを約束する保険。

この定義ではちょっと分かりにくいので、言い換えましょう。
「誰かが一定の年齢まで生存」または「誰かが死亡」のどちらかの条件を満たすときに保険金が支払われる保険を生命保険といいます。

一方医療保険は、誰かが入院したときに保険金が支払われる保険です。
誰かの生存又は死亡を条件に保険金が支払われるわけではありません。

と言う事は、医療保険は定義の上では生命保険ではないことになります。
厳密に言うと、生命保険でも損害保険でもない、第三分野保険と言うところに分類されます。

生命保険に分類される事も

ただ、医療保険は生命保険に分類される事もあります。
例えば、一般向けの生命保険の解説書では医療保険も解説されています。

また、大手生保の生命保険では、医療保障を特約としてセットにして売っています。
つまり、生命保険の一部分であるかのような取り扱いがされているのです。

この点からも、医療保険は生命保険という考え方も成り立ちそうです。

別物として考えるべき

一番重要な問題は、私たちが生命保険について考えるときは、医療保険は含めるかどうかです。
医療保険はどのように扱ったら良いのでしょうか。

医療保険と生命保険はセットで考えるべきなのでしょうか。
あるいは、生命保険とは別物として考えるべきなのでしょうか。

私たちが生命保険について考える場合は、医療保険は切り離して考えた方が良さそうです。
というのも、医療保険と生命保険は保障しているものがぜんぜん違うからです。

まとめて考えると、考えるポイントがぼやけてしまいます。
ということで、それぞれ個別に検討する事をおすすめします。

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