個人年金保険は生命保険なのか?

個人年金保険は「保険」という単語が入っているので、どうやら保険の一種のようです。しかし、あまり生命保険っぽい感じはしませんよね。生命保険というと、誰かが亡くなると保険金が貰えるイメージですから。

個人年金保険は生命保険なのでしょうか。それとも、生命保険とは違う保険なのでしょうか。あるいは、保険ですらないのでしょうか。

個人年金保険は保険なの?

個人年金保険には保険という名前が付いています。ですから、保険の仕組みを使っているのは何となく分かりますよね。

しかし、個人年金保険は生命保険の一部と言えるのでしょうか?年金が生命保険と言われると、いま一つしっくりこない人もいそうです。

少なくとも言えるのは、個人年金保険は生命保険会社の商品であるということです。

最近は生命保険会社のほかに銀行や証券会社などでも売られていますが、それは窓口販売だけに限った話です。あくまで生命保険会社の商品である事には違いありません。

銀行がやっているのは、ただの代理店の業務です。生命保険会社の商品を、代わりに売っているだけなんですね。

ただ生命保険会社の商品なら生命保険と呼べるかと言うと、必ずしもそうではありません。というのも、医療保険は生命保険会社の商品ですが、厳密に言うと生命保険とは言えないからです。もちろん保険ではありますが、生命保険というカテゴリーからは外れます。

そこから考えると、個人年金保険も生命保険ではないような気がしてきますね。

生命保険というと、誰かが亡くなると保険金がもらえる仕組みを想像する人も多いでしょう。しかし、個人年金保険はそういう仕組みのようには思えませんからね。その意味では、イメージとしては生命保険以外のものという感じが強いです。

さて、個人年金保険は、生命保険と言って良いのでしょうか?それとも、生命保険以外の保険なのでしょうか。あるいは、保険ですらないのでしょうか。

個人年金保険は生命保険の一種

実は、個人年金保険は生命保険の一種に分類されます。

生命保険と聞いて通常イメージする、誰かが死亡したときに保険金が支払われる仕組みとは大きく違いますけどね。間違いなく生命保険の一種なのです。

というのも、生命保険の中には、誰かが一定の年齢を超えて生きるリスクに備える保険も含まれるからです。

嘘だと思う人は、国語辞典の定義を確認してください。そのような事が書いてあるはずです。

実際に見てみましょうか。大辞林・第三版では、次のように解説されています。

せいめいほけん【生命保険】
人の死亡または定められた年齢までの生存に対して、一定の金額を支払うことを約束する保険。生保。

ちなみに、多くの人が思い浮かべる、誰かが亡くなった時に保険金が支払われる仕組みを死亡保険といいます。しかし、生命保険に分類される保険は、これだけではありません。

年金のように、誰かが一定の年齢になったときに生存していれば保険金が支払われる仕組みも、生命保険なのです。これを生存保険といいます。

生存保険と死亡保険は大きくタイプが違いますが、どちらも生命保険です。そして個人年金保険は、生存保険の一つなのです。

生命保険では保険数理が使われる

ちなみに、個人年金保険も制度設計の時に保険数理という保険の数学が使われています。その意味でも、保険の一種であるという言い方はできるでしょう。

具体的にどんなところで保険数理が使われているかというと、終身年金の月々の支払額から保険料を決めるという例が分かりやすいでしょうか。終身年金というのは、死ぬまで払われる年金の事です。

死ぬまで年金が支払われるという事は、一人一人の支払総額は分かりません。ですから、全体で平均をすることで、一人当たりの平均支払額を求めます。これを使って、保険料を決めていくというような事をやるわけですね。

実際には、予定利率が絡んだり、予定死亡率が絡んだりするので、なかなか面倒なんですけどね。

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