生命保険というのは、一人何件くらい入っているのでしょうか?
これに関する数字は、生命保険協会と言うところが発表している数字を見ると調べる事ができます。
それによると、一人一件くらいの保険に入っているようです。
もう少し正確に言うと、次のような状況であることが分かります。
まず、生命保険の契約件数ですが、平成23年度の年度末で、約1億3,000万件の契約があります。
日本の人口から考えると、およそ一人1件の契約をしている事が分かります。
これに対する保険金の平均は、1契約につき870万円と言う事です。
ちなみに、これらの数字には、医療保険や個人年金保険は含まれていません。
1.5件程度と判断するのが妥当
上で見たように、単純に数字だけを見ると、一人一件の契約である事が分かります。
ただ、生命保険は子供から老人まで入るものではありません。
一般的には、未成年が生命保険に入る事はまずありませんよね。
学資保険(こども保険)は子供のための保険ではないかという疑問を持つ人もいるでしょう。
しかし、この認識は正しくありません。
学資保険の被保険者であり契約者は、子供ではなく親だからです。
また、子供の怪我に備える傷害保険に入る事もあるでしょう。
ただ、これは生命保険でなく損害保険です。
ということで、子供が生命保険に入る事は稀なのです。
また、医療保険や個人年金保険を除いた場合、定年退職を過ぎた年齢の人たちが入っているケースも多くありません。
そもそも年齢が上がると、生命保険の新しい契約をする事も難しくなります。
と言う事は、20歳代から50歳代までに限定した場合、一人当たりの契約件数はもう少し大きくなりそうです。
大雑把に言って、一人1.5件程度と考えておいて良いでしょう。
意外に多いように感じます
個人的には、この数字は意外に大きいように感じました。
一人1.5件と言う事は、夫婦で3件と言うことです。
一世帯あたり3件の保険に入ると言うのは、どう考えても多すぎるように感じるのです。
必要性だけから考えると、生命保険は夫にだけかけておけば十分なはずなんですよね。
日本人の保険好きがよく分かる数字だと思います。
死亡保険の契約件数が意外と多い理由
死亡保険の契約が意外と多い理由は、いま一つ良くわかりません。
しかし、仮説を立てることはできそうです。
考えられる理由の一つは、家族が増えるたびに契約を増やす人がいるからでしょう。
例えば、結婚したときに死亡保険の契約をし、子供が一人増えたら別の死亡保険の契約を追加し、もう一人子供が増えたら更なる契約をすると言った具合です。
家族が増えるたびに、現在の契約を解約して新しい契約をする事も可能です。
しかし一般に、生命保険の契約は若いうちにした方が有利です。
解約をするよりも、不足分を追加する方が保険料が有利になることも多いでしょう。
ですから、一人で複数の契約をしている人がいても不思議ではありません。
もっとも、上にも書いたように、あくまで仮説ですけどね。
この理由だけで説明できるとは思えません。
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