生命保険の1年間の保険料の世帯平均は4万円│ 統計調査にちょっと疑問もあるけどね

生命保険文化センターというところの調査によると、1世帯あたりの1年間の保険料の平均は45.4万円らしいです。
つまり、平均的な家庭では、月々4万円程度の保険料を保険会社に払っていることになります。

ちなみにこの数字には、個人年金保険も含んでいます。
最新のデータは生命保険文化センターのウェブサイトで公開されているはずなので、チェックしてみてください。

さて、月4万円というのは、かなりの金額ですよね。
他の高額商品と比較してみると、よく分かります。

イメージがわきやすいように、具体的に自動車と比較して考えてみましょう。
保険料何年分で車が買えるか計算してみます。

・ 2年ちょっとの保険料で日産マーチが購入可能
・ 3年ちょっとの保険料でトヨタカローラが購入可能
・ 約5年分の保険料で、トヨタプリウスが購入可能

これを見て分かるように、数年分の保険料があれば、車が購入できます。
全く保険に入らないと言う選択をすれば、これだけのものが購入可能と言う事です。

多少はイメージしやすくなったのではないでしょうか。

母集団の選び方に問題あり?

さて、平均的な家庭が、本当にこれだけの保険に入っているのでしょうか?
個人的には、ちょっと疑わしい感じがします。

実はこの統計には、ちょっと問題があるように感じるのです。
というのもこの統計調査では、調査の対象を生命保険の保険契約がある世帯に限定しているのです。

要するに、生命保険の保険契約をしていない世帯は調査から除外しているわけです。
これは統計調査としてはかなり問題なような気がします。

世帯平均を考えるのなら、保険料ゼロの世帯も含むべきですよね。
そうしないと、実態よりも平均的な保険料がつりあがってしまいます。

例えば公的機関が行う、金融資産の調査などでは、必ず金融資産ゼロの世帯も含めて平均は計算されます。

保険料ゼロを含めないで平均を計算する必要がどうしてもあるのなら、せめて保険に入っていない世帯の割合を提示するなどの工夫が要るでしょう。
あるいは、保険料ゼロの世帯を含めた平均も計算し、両者を併記するかです。

どちらにしても、それ程難しいことではありません。

穿った見方をする事も可能です

今回のような形で結果を提示されると、正直に言って、意図的に統計が捻じ曲げられたという感じがしないではありません。
平均的な保険料を高めに提示したかったのではないかと疑ってしまいます。

実は、生命保険文化センターというのは、理事の多くを各保険会社から出しています。
ですから、もともと、客観性を疑われても仕方が無い立場だと言えるわけです。

具体的に言うと、平均の数字が意図的に大きく見えるようにするために、このような集計方法を意図的に取っていると疑われてしまうわけです。

平均的な保険料が大きく出るのは、保険会社にとっては好都合です。
「平均がこのくらいですよ」と言って、大きな保障を付けさせる事も可能だからです。

実際、保険の営業にこの数字が使われる事も多いようですしね。

統計調査というと、無条件に信じてしまう人も多いと思います。
しかし、何らかの裏がある可能性は、常に意識する必要がありそうです。

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