養老保険の比率が増加│ なぜこんな事が起きるのでしょうか?

最近の生命保険の契約の傾向で興味深いのが、養老保険の比率が増えているという点です。

生命保険協会の調査によると、平成23年度の新規契約分の生命保険契約のうち養老保険が占める割合は、13%なのだそうです。一方、既存分を含めた現在有効な全契約に占める養老保険の割合は8.5%なのだそうです。最近は養老保険の契約比率が大きくなっている事がわかりますね。

個人年金保険を除く生命保険契約全体で見ても、養老保険の割合はかなり大きいようです。終身保険についで2番目のしぇエアを閉めています。定期保険や定期付終身保険などよりも契約者数が多いのです。これはかなりの数といえそうです。

養老保険とはどんな保険なのか

ところで、養老保険というのはどんな保険なのでしょうか?最初にちょっと確認しておきましょう。

養老保険というのは、貯蓄性の高い生命保険です。基本的には積立型の貯蓄商品だと思って良いでしょう。積立が終わると満期保険金1 が支払われます。

積立の途中で被保険者が亡くなった場合、ちょっと扱いが異なります。満期保険金と同額の死亡保険金が支払われるのです。つまり、契約者としては、どちらのケースでも同じ額の保険金が受け取れるわけです。

ちなみに、この保険は固定金利の商品と考えられます。固定金利というのはどういう事かというと、一旦契約したら途中で金利が変わらないということです。金利が変わらないのですから、契約の段階で将来受け取る金額が決まっています。

将来的に市場の金利が上がろうが下がろうが、受け取れるお金はかわりません。

低金利の時期には合理的ではない

さて、ご存知のように、現在は市場金利が非常に低い状況が続いています。例えば、長期金利は1%前後で推移しています。一般的に、金利が低い時期には固定金利の商品は選ぶべきでないと考えられます。というのも、将来金利が上がったときにも、低金利の状態で我慢しないといけないからです。

しかも、生命保険は契約期間が長い商品です。ですから、かなり長期にわたって不利な状態におかれることになります。ですから、どう考えても避けるべき商品なのです。

ということで、こんな時期に養老保険を選ぶなんて、どう考えてもおかしな話です。それなのに、契約が増えているのは、不思議でなりません。全体で2番目のシェアなんて、ちょっと考えられません。異常なことのように思えます。

保険会社の経営姿勢を疑う

今の時期に養老保険は不利な商品です。それにもかかわらず契約が増えているのは、おそらく保険会社が積極的に勧誘しているからでしょう。自分から積極的に養老保険に入ろうと思う人は、それほど多くは無いはずですからね。

もしそうであるのなら、保険会社は何を考えているのでしょうか。顧客にとって不利な商品を積極的に売っているのです。

ちょっと営業姿勢を疑ってしまいます。倫理的に問題とまでは言いませんが、あまり良い気持ちがするものではありません。

  1. 満期保険金に関してはこちらを参照 []

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