ネット生保などを中心に、生命保険会社のサイトでは、保険料の見積もりが可能です。ただ、何の知識もない人が見積もりをするのは、それ程簡単ではありません。ある程度の予備知識が無いと、試しに見積もりを取る事すらできないでしょう。
見積もりを取るだけの事が何が難しいかというと、保険の契約では事前に決めておかないといけない事がいくつかあるからです。
例えば、契約が一番多い死亡保険について見積もるには、次のような点を決めておく必要があります。
・ 保険の種類
・ 死亡保険金額
・ いつまで保障が必要か
これらについて、具体的にどのように決めれば良いのでしょうか。
保険の種類
生命保険には様々な種類があります。そして、保険の種類が違うと、月々の保険料が何倍も違ってきます。ですから、保険の種類を決めておくのは必須の事項と言えます。
一般的には、保険金額に対して保険料が安い定期保険を選ぶのが良いでしょう。さらに保険料を節約したければ、逓減定期保険や収入保障保険なども選択肢に入れて良いと思います。もっとも、これらの保険は、ネット見積もりができないことの方が多いのですけどね。
死亡保険金額
死亡保険金を細かく見積もるのは、なかなか難しい作業です。かなり勉強をしないと、細かい額を見積もる事はできません。ただ、とりあえずの見積額を知りたいときに、細かく勉強するわけにもいかないですよね。
そこで、大雑把な死亡保険金額として、子供一人につき1,000万円として見積もる事をおすすめします。ちょっと少ないと感じるかもしれませんが、最低限の保障としては、この程度で十分です。
保険会社が提示する額は、おそらくもっと高いはずです。ただ、保険会社の提示額が高い理由は、保険会社の都合が大きいと思って良さそうです。というのも、保険の契約を取るにはそれなりの人件費が必要です。保障が小さいと、売上に対するコストが高すぎて商売になりませんからね。私たちのためではなく、彼らの事情で保険金が高くなっていることが多いと思ってください。
ところで、子供一人に付き1,000万円の死亡保険金を想定すると、子供がいない家庭では保険の見積もりはできません。死亡保険金がゼロ円になってしまいますからね。でも実は、これでも全く問題ありません。というのも、子供がいない家庭では、一般に、死亡保険は不要な事が多いからです。
いつまで保障が必要か
死亡保険が必要なのは、長く見積もって、子供が大学を卒業するまでです。それ以降の保障は必要ありません。という事で、子供が大学に卒業する年齢を基準に考えれば、保障期間は簡単に決められるでしょう。複数人の子供がいる場合は、一番下の子供が大学卒業するまでで考えると良いでしょう。
本当のことを言うと、保険期間は子供が大学に入るまででも良いかもしれません。というのも、その頃には十分な貯蓄ができている可能性が大きいからです。まあ、このあたりは大雑把に見積もる段階では、どちらでも良いと思いますけどね。
整理してみましょう
以上のポイントを、整理してみましょう
保険の種類: 定期保険
死亡保障金額: 子供一人に付き1,000万円
保険期間: 一番下の子供が子供が大学を卒業するまで
大体こんなところで見積もりを取っておけば良いでしょう。
ざっくりと比較したい場合は
ざっくりと比較したい場合、保険市場などを使うと便利です。この場合は、性別と年齢があれば、大雑把に比較ができます。具体的には、月々の保険料が一覧で比較可能です。
下のリンクから「→ 生命保険 → 死亡保険」とすすんでください。そして、定期のタグをクリックし年齢と性別を入力して検索すれば、保険料の比較が可能です。
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