生命保険に入るのは良いことなのか?| イメージだけで考えると間違った判断をするかもしれません

生命保険に入ることは、どちらかというと良いことだというイメージを持っている人も多いでしょう。将来のリスクに対して準備する、賢い選択だというイメージがあるのでしょうね。

しかし、生命保険の契約をするというのは、必ずしも賢い選択とは言えません。保険の契約をするのが賢いという場合もあれば、浪費ですらある契約という場合もあるのです。

大事なのは、生命保険の契約がとにかく良いものだ、という、変な先入観は捨てることです。出来るだけ客観的に判断することが大事なのです。

何となく良いものだとか、不安だからというだけで契約すると、全く不要な保険に契約してしまうことも考えられます。

手数料が高い不利な契約だということは覚えておこう

個別の生命保険の契約をするかどうかは別のページに譲る事にして、ここでは一つの事実をご紹介したいと思います。それは、生命保険の手数料は、かなり高いという点です。

例えば、掛け捨ての医療保険の場合、支払った保険料の半分以上が手数料として取られることも珍しくありません。月々1万円の保険料だったとしたら、5,000円は手数料として取られているというイメージですね。

実際の所、正確な手数料は各社が公表していないのでわかりません。しかし、統計情報などを見る限り、上のように半分以上が手数料だと考えて間違いないのです。

これだけ手数料が高い商品なので、可能な限り入らないというスタンスで考えるのが懸命です。

もちろん、必要な保険には入らないといけませんよ。でも、必要の無い保険だったら避けておいた方が良いわけです。

医療保険の場合ほとんどのケースで、支払った保険料の総額よりも受け取る保険金の総額の方が大幅に小さくなります。上に書いたように、手数料が高いので、元を取るのはごく稀なケースなのです。

また、通常の医療を受けている限り、医療費の総額がビックリするほど大きくなることもありません。日本の健康保険制度は優れた制度ですからね。医療費が大きくなりすぎないように工夫がされているのです。

この2つの事実から、医療保険は損得の上で損な契約であり、必要性も小さいことがわかります。ですから常識的に考えると、医療保険の保険料にお金を使うくらいなら、貯蓄にまわした方が賢いと考えられるわけです。

客観的に考えてみよう

上のような事実があるにも関わらず、医療保険に入る人はかなり多いのが現状です。がん保険も含めると、新規契約件数の4割弱程度が医療保険の契約なのです。個人的には、この事実に、大変違和感を感じています。

生命保険が良いものだという固定的なイメージを持っている人には、保険を使わない方が良いという考えは受け入れ難いかもしれません。しかし、イメージだけで契約してしまうと損をするのは自分です。

冷静に考えて賢いな決断が出来るようにしましょう。

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